ビットコインETFへの流入が復活 BTC価格は7万1000ドルまで上昇
ビットコイン(BTC)は3月26日、重要なレジスタンスゾーンを超え、7万ドル台で取引されている。
BTC/USD 1-hour chart. Source: TradingViewトレーディングビュー のデータによると、BTC/USDは10日間で最高の日次終値を記録した。ウォールストリートの取引時間中の上昇は、BTC価格の強さにトーンの変化をもたらし、その日に最大4600ドル上昇した。その強さは取引時間後も続き、執筆時点でビットコインは7万1000ドル付近で推移している。
最新の市場動向についてコメントした金融コメンテーターのテッドトークスマクロ氏は、米国の現物型ビットコイン上場投資信託(ETF)が純流入に戻ったと指摘した。グレイスケールのビットコインETF(GBTC)での記録的な流出と相まって、先週中は流出が続いていた。
「5日連続の流出の後、ビットコインETFは月曜日に1540万ドルの流入を見た。フィデリティでは2億6200万ドルの流入だった」と彼は Xに投稿し 、「入札が戻ってきた」と書いている。
Bitcoin ETF flows (screenshot). Source: Farsideイギリスの投資会社 ファーサイドのデータ によると、GBTCからの流出は依然として3500万ドルと大きいが、BTC/USDは上値のハードルを振り切ることに成功した。
今後の展望に楽観的な見方を示すことで知られる人気トレーダー兼アナリストのマシュー・ハイランド氏はビットコイン10万ドルへの道が再び開かれたと 主張する 。「これがビットコインにとってこの最後の清算となれば、10万ドルへの上昇の可能性が高まる」と彼はXで投稿する。
3月20日に日次相対強度指数(RSI)値が重要な50レベルを下回ったことは、彼はそれが反発の「良い兆候」だったと 結論づけた 。
執筆時点での日次RSIはわずかに60を超えており、まだ70以上の強気市場の領域には至っていない。
BTC/USD 1-day chart with RSI. Source: TradingViewBTC先物のギャップに冷静なトレーダー
一方、下落の可能性を考慮して、アナリストのマーク・カレン氏はCMEグループのビットコイン先物市場での「ギャップ」の存在を指摘する。
CMEでのギャップはしばしばBTC価格目標として機能し、週末に残った6万4000ドル以下でのギャップは未だ埋まっていない。
「BTCのもう1つの選択肢は、こ上部のCMEギャップを埋めた後、次に下部を埋めてトライアングルでの保ち合いからさらに高く押し上げることだ」とカレン氏は示唆した。
BTC/USD chart with CME futures gaps marked. Source: Mark Cullen/Xしかし、トレーダーのダーン・クリプト・トレード氏によれば、新たなBTC価格の下落についてはあまり心配する必要はないという。「価格がこれほど遠く離れている限り、このギャップをあまり気にするべきではない。大きなブレイクアウトの際には、このようなギャップを残すことがよくある」。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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