空売り投資家 マイクロストラテジーに69億ドルのショートポジション
マイケル・セイラー氏が率いるソフトウェアインテリジェンス企業マイクロストラテジーの株価下落を期待している機関投資家は依然として存在しており、ショートポジションは69億ドルに達している。しかし、株価が6カ月でほぼ3倍に上昇したため、空売り投資家の決意は弱まっているようだ。
6月6日時点で、投資リサーチ会社フィンテルの「ザ・ビッグショーツ」リストにマイクロストラテジーに対する18件のショートポジションが掲載されている。このリストは、SECに開示された機関投資家の主要なショートポジションを示している。最大のポジションは約24億ドルで、機関投資家の中で27番目に大きいショートポジションだ。
これはアマゾンの最大ネットショートポジションである35億9000万ドルよりも約10億ドル少ない。全体として、米国で最大のネットショートポジションはSPDR SP 500トラストETFで、1140億6000万ドルに達している。
一部の機関投資家がマイクロストラテジーの下落を予想しているにもかかわらず、空売り投資家の信頼は著しく低下している。マイクロストラテジーの株のショートインタレスト比率は、過去6カ月で3.1日から1.5日へとほぼ50%減少した。この指標は、空売り投資家がポジションを閉じるのに必要な平均日数を示し、ショートスクイーズのリスクを分析するために使われる。日数が少ないほど、空売り投資家の関心が低いことを示す。
グーグルファイナンスのデータ によると、MTSRは2023年12月から上昇しており、570ドルから1656ドルへと3倍になっている。マイクロストラテジーの株価は過去30日間で30.57%上昇している。
今年3月には、仮想通貨に懐疑的な投資会社ケリスデール・キャピタルが今年の現物型ビットコインETFの開始後にマイクロストラテジー株に 売り圧力をかけている 。
ケリスデール・キャピタルは、今年複数のビットコインETFが承認された後、投資家がビットコインにエクスポージャーを得るためにマイクロストラテジー株を取引する理由がほとんどないと主張した。「マイクロストラテジー株がビットコインにアクセスするための希少でユニークな方法となっていた時代はとっくに過ぎ去った」とケリスデール・キャピタルは3月28日のアナリストノートで説明した。
最近では、MSTRは過去12カ月間でビットコインのパフォーマンスを大幅に上回っている。株価は過去1年間で約469%上昇しており、一方でビットコインは同期間で168%上昇している。
本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限りません。この記事には投資助言や推奨事項は含まれていません。すべての投資や取引にはリスクが伴い、読者は自身でリサーチを行って決定してください。
PR記事「 ビットゲット(Bitget)ウォレットの$BWB上場記念 最大6000円分の$BWBがもらえるキャンペーン【先着順】 」
免責事項:本記事の内容はあくまでも筆者の意見を反映したものであり、いかなる立場においても当プラットフォームを代表するものではありません。また、本記事は投資判断の参考となることを目的としたものではありません。
こちらもいかがですか?
マージンニュースレター:利下げはリスク資産にとって弱気か?
さらに、ETH ETFの手数料と今朝の上院銀行委員会のヒートアップしたやり取りについても見ていきます
![](https://img.bitgetimg.com/multiLang/image/social/736eb2e7470ce2eba75b83066ee1e8081723281842671.jpg)
SHIB強気派は弱気派に対抗するために1700万ドルの流入が必要
![](https://img.bitgetimg.com/multiLang/image/social/e7abcc2c98d453d34e5f91a4fe0c1fd31723299165446.jpg)
リップルがXRP詐欺に警告、コミュニティは逆に非難
![](https://img.bitgetimg.com/multiLang/image/social/227314a7c34548fa6064df2d94334c531723299165210.jpg)
リップル幹部:XRP判決後、米国には「暗号リセット」が必要
![](https://img.bitgetimg.com/multiLang/image/social/75e2e3994096893a9bd926bce1c2dff31723299164982.jpg)