学習報酬型トークン99BTCが分散型取引所に上場

暗号資産（仮想通貨）学習プラットフォームの99Bitcoinsは8日、独自トークン99BTCを分散型取引所（DEX：Decentralized Exchange）のUniswapに 上場した 。プレセールで約3億8000万円を調達し、注目を集めている。

99Bitcoinsは2013年から仮想通貨教育の分野でリーディングカンパニーとして知られている。メール登録者280万人以上、YouTubeフォロワー70万5000人、X（旧Twitter）フォロワー2万1000人以上を抱える大規模なプラットフォームだ。

プレセール で買い逃した場合は、Uniswapでも 購入することができる 。

トークンバーンによる市場価値の強化

99BTCの上場を支援するため、99Bitcoinsは330億99BTCのトークンバーンを実施した。トークンバーンとは、流通しているトークンの一部を永久に削除する行為を指す。この措置により、99BTCの市場価値が高まり、現在の市場環境下での安定性が向上することが期待される。

トークンバーンは、トークンの希少性を高め、インフレーションを抑制する効果がある。99Bitcoinsのこの決定は、長期的な価値創造と投資家保護への取り組みを示すものと言えるだろう。

99BTCトークンと学習報酬型モデル

99BTCトークンは、99Bitcoinsの豊富な仮想通貨教育リソースへのアクセスを提供するほか、トレーディングシグナルやVIPグループへの参加など、独占的な特典も用意されている。
このトークンは、ユーザーが仮想通貨のカリキュラムを修了することで報酬として獲得できる。

この「学習して稼ぐ」モデルにより、新規投資家は仮想通貨について学びながら、同時に99BTCを獲得し、仮想通貨市場への金融的エクスポージャーを得ることができる。

仮想通貨市場の急落と教育の重要性

99BTCの上場は、仮想通貨市場全体が大きな下落を経験している時期と重なった。ビットコインとイーサリアムはそれぞれ30%と60%の価値下落を記録し、市場全体で約110兆円の価値が消失した。

市場の急落は、仮想通貨教育の重要性を改めて浮き彫りにした。99Bitcoinsは、新規および経験豊富な投資家に向けて、市場のサイクルや仮想通貨投資の複雑さについて教育することに注力している。

99BTCトークンは現在、ERC-20規格に基づいているが、将来的にはBRC-20規格に移行する予定だ。これにより、ビットコインブロックチェーンとの統合が可能となり、その優れたセキュリティと幅広い受容性の恩恵を受けることができるだろう。

仮想通貨市場の急落は、多くの投資家にとって試練の時期かもしれない。しかし、 99Bitcoins のような教育プラットフォームの存在は、この難局を乗り越え、長期的な成功を収めるための重要な道具となるだろう。

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