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TON財団のOBがTON Ventures立ち上げ、エコシステム支援で4000万ドル調達

neweconomy-news (JP)2024/08/19 10:21
著者:大津賀新也
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TON財団のOBがTON Ventures立ち上げ

「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」のエコシステムを支援するベンチャーキャピタル「トンベンチャーズ(TON Ventures)」の立ち上げが、「TON」の開発を支援するTON財団(The TON Foundation)より8月14日発表された。

同VCは、TONアクセラレーターの元ディレクターであるイアン・ウィットコップ(Ian Wittkopp)氏と、TON財団の元ゲーム責任者であるイナル・カルダン(Inal Kardan)氏によって設立されたとのこと。

「トンベンチャーズ」は4,000万ドル(約58.4億円)を調達しているとのこと。初期段階のプロジェクトをサポートすることで、TONエコシステムにおけるイノベーションの次の波を推進するという。

また発表によると同社の目標は、大規模導入と長期的な持続可能性が見込めるアプリケーションを作成するために必要なツールとインフラストラクチャを創業者に提供することだという。

選ばれたプロジェクトには、資金援助に加え、チームの豊富な経験、グローバルネットワーク、実践的なサポートの恩恵を与えるとのことだ。

オープンネットワーク:TONとは

「オープンネットワーク:TON」はメッセージングアプリ「テレグラム(Telegram)」が開発に関わったブロックチェーン。同チェーンは、テレグラム内で利用されている分散型プラットフォームで、1秒あたり数百万件のトランザクション処理(TPS)を備えた拡張性の高いフレームワークとなっている。

また同プラットフォームは「テレグラム」でweb3エコシステムを構築し、2028年までに8億人のユーザーがデジタルIDやデータ、資産を所有可能にすることを目標としている。

なお国内において、「TON」の独自トークンTONはビットポイント・OKJ・ビットトレードにて取り扱われている。

またここ数か月で、「TON」は 1 日あたりのアクティブ ユーザー数でイーサリアムを上回り、プラットフォームで使用されている総資産は年初7,100 万ドルから7月には11億4,000 万ドルに急増したとのことだ。

関連ニュース

  • テレグラム「TON」支援のTON財団、約173億円相当のコミュニティ報酬コンテスト開始
  • クーコイン投資部門がTON財団と提携、助成金提供し成長支援
  • テレグラムの「TON」、Polygon Labsと提携しL2ネットワーク構築へ
  • パンテラキャピタル、テレグラム「TON」へ出資目的のファンド設立=報道
  • TON基盤ゲーム「ハムスターコンバット」、独自トークンHMSTRをエアドロップへ

参考: TON財団
images:iStocks/BadBrother・metamorworks

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

「あたらしい経済」編集部
記者・編集者
ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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