TON財団とカーブファイナンスが提携、TON基盤のステーブルコインスワップ開始
TON財団とCurve Financeが提携
パブリックブロックチェーン「TON(The Open Network)」の開発を支援するTON財団(TON Foundation)が、DeFi(分散型金融)プロトコルのカーブファイナンス(Curve Finance)と提携し、「TON」を基盤とした「ステーブルスワッププロジェクト」を開始することを9月17日発表した。
これにより「TON」上におけるステーブルコインのスワップ(交換)が簡素化され、ユーザー体験が向上するとのこと。また取引時の価格への影響も最小限に抑えられることが期待されるという。
これらを実現する為に「ステーブルスワッププロジェクト」では、オーダーブックを使用せずに特定の数式に基づいて価格を自動的に決定するモデル「コンスタントファンクションマーケットメーカー(CFMM)」技術が導入されているとのこと。
なお「ステーブルスワッププロジェクト」の開始にあたり、カーブファイナンスの創設者マイケル・エゴロフ(Michael Egorov)氏が、プロトコルの仕組みや開発戦略に関する専門知識を提供するアドバイザーとして同プロジェクトに参加するとのこと。
またTON財団とカーブファイナンスは、新しいプロジェクトを構築する為の独立した開発チームを選定する予定だという。
さらに「ステーブルスワッププロジェクト」では独自トークンが発行され、その一部が「veCRV(vote-escrowed CRV)」保有者を含む適格なユーザーにエアドロップ(配布)される予定とのことだ。
ちなみに「veCRV」は購入も譲渡もできず、カーブファイナンスが発行するトークン「CRV」をロックアップすることでのみ入手できるトークンだ。
参考: TON
画像:iStocks/shilh
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この記事の著者・インタビューイ
一本寿和
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
「あたらしい経済」編集部
記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。
「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。
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