ソラナ(SOL)現物ETF、グレースケールが上場申請|5社目
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米大手資産運用会社グレースケールは3日、暗号資産(仮想通貨)のソラナ(SOL) SOL +3.79% への投資を可能にするファンド「Grayscale Solana Fund(GSOL)」を上場投資信託(ETF)化する申請書(19b-4フォーム)を米証券取引委員会(SEC)に 提出した。
今回の申請は、GSOLを米大手証券取引所NYSE Arcaへ現物ETFとして上場を目指すものとなっている。
執筆時点でビットワイズ、ヴァンエック、21シェアーズ、カナリー・キャピタルがソラナの現物ETFの上場を申請を行っており、同社は5番目の資産運用会社となった。
1億2000万ドル以上を運用
GSOLは2021年立ち上げられ、執筆時点で1億2000万ドル(約180億円)を運用するファンドとなっている。
これは、同社が提供する仮想通貨ファンドの中で、ライトコイン(LTC)・トラストの2億7300万ドル、イーサリアムクラシック(ETC)・トラストの3億8000万ドルに次ぐ3番目に大きな規模だ。
また同社は2024年初め、 ビットコイン(BTC) ファンド「GBTC」 およびイーサリアム(ETH)ファンド「ETHE」を現物ETFへ変換することに成功させている。
今回申請された19b-4フォームは、SECに規則変更に必要な書類となっている。正式な審査および取引開始には、S-1フォームの提出も必要だ。
ソラナ価格が最高値更新
ソラナ価格は、2023年から価格の回復を見せ、11月末には約3年ぶりとなる史上最高値を更新した。
この背景には、仮想通貨推進派であるドナルド・トランプ氏の当選、ソラナ基盤のエコシステム発展、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長の退任決定などが理由として挙げられている。
今回、新たな現物ETFの申請が行われたことで、過去24時間ベースで4%以上の上昇を見せている。
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