ビットコインに代わる選択肢｜今注目すべきアルトコイン3選

ビットコイン（BTC） BTC +2.24% は16日、史上最高値となる10万5000ドル（約1570万円）を 突破した。

ピュー・リサーチ・センターが2024年に発表した調査によると、米国の成人の17％が暗号資産（仮想通貨）への投資経験があると回答しており、この数字は2021年から変わっていない。

ビットコインが最高値を記録した2021年、BTC価格上昇後に他アルトコイン価格の上昇が見られた。そのため今回においても、ビットコインに代わる安価なアルトコインへ投資するトレーダーの増加が予測される。

トランプ次期大統領の発言が仮想通貨市場を活性化

トランプ氏は13日、ニューヨーク証券取引所でCNBCのジム・クレイマー氏に「我々は仮想通貨で素晴らしいことを行う。中国や他の国々に遅れを取りたくない」と述べた。これにより、仮想通貨市場にポジティブなムードが広がった。

米国証券取引委員会（SEC）やAI・仮想通貨担当長官などの要職に仮想通貨支持派を任命する姿勢も、規制に対する市場の懸念を和らげている。

ビットコインの上昇とアルトコインの注目銘柄

ビットコインが史上最高値を更新する中、アルトコインも連動して上昇。フラッシュクラッシュ後、市場が回復する中で、安価なアルトコインは新たな投資先として注目される。

• イーサリアム（ETH）
• チェーンリンク（LINK）
• キャットスラップ（SLAP）

①：イーサリアム（ETH）

イーサリアム（ETH） ETH +1.30% は、ブロックチェーン上で分散型アプリケーション（dApps）を実行するためのプラットフォームだ。

機関投資家や個人投資家からの資金流入増加やオプション指標の強気トレンドに支えられ、ビットコインを上回る可能性がある。

最大の特徴は、スマートコントラクトと呼ばれる技術を採用している点にある。スマートコントラクトは、あらかじめ設定された条件に従って契約内容を自動で実行・記録する仕組みで、仲介者を介さずに安全かつ効率的に取引ができる。

イーサリアム は機関投資家や個人投資家からの資金流入増加やオプション指標の強気トレンドに支えられ、ビットコインを上回る可能性がある。

関連銘柄として、レイヤー2トークンや分散型金融（DeFi）トークン、Ethereum Name Service（ENS）、ぺぺ（PEPE）が挙げられる。

②：チェーンリンク（LINK）

チェーンリンク（LINK） LINK -5.41% は、スマートコントラクトと現実世界のデータをつなぐ分散型オラクルネットワーク。

通常、ブロックチェーンは外部データを直接取得できないが、チェーンリンクはその問題を解決し、信頼性の高いデータをスマートコントラクトに提供する。この仕組みにより、金融データや天候情報、価格フィードなど、さまざまなデータソースとの連携が可能。

買いゾーンは29.09ドル〜31.09ドルで、目標価格は53ドルと予想される。

③：キャットスラップ（SLAP）

現在、犬系コインの勢いに負けず、猫系コイン市場が急拡大している。猫系コインの代表格が、 キャットスラップ（CatSlap、SLAP） だ。

CatSlap最大の特徴は、エンターテインメント性に富んだ「猫パンチゲーム」だ。公式サイトを通じて誰でも参加でき、猫パンチを繰り出してその回数を競い合うことで、世界ランキングが形成される。

ゲーム性と稼ぐ楽しさが融合したこの仕組みが、グローバルなユーザーコミュニティの結束を高めている。そうした背景もあり、SLAPトークンは、取引開始価格0.0002ドルからローンチ直後に1590％の急騰を記録。

なお早期セールは執筆時点で残り3日となっており、現在のSLAPトークン価格は0.006036ドル。2024年末までには主要取引所への上場が予想されている。

CatSlap公式サイト

免責事項：暗号資産は高リスクの資産クラスです。本記事は情報提供のみを目的とし、投資アドバイスを構成するものではありません。資金の一部または全額を失うリスクにご注意ください。