ARKインベストメント・マネジメントの創業者であるキャシー・ウッド氏は、ドナルド・トランプ氏の選挙後にM&A(合併・買収)が急増すると予測し、それが「革新的な戦略を支える」と期待している。

ブルームバーグのインタビュー で、ウッド氏は米連邦取引委員会(FTC)の変化が、これまでM&Aを妨げていた規制を緩和する可能性があると述べた。

また、ウッド氏はビットコイン(BTC)についての強気の見解を改めて示し、2030年までに100万ドルを超えると予想している。ウッド氏の強気の見方は、BTCの供給の固定性と金に比べた希少性に基づいている。

ウッド氏は、トランプ政権への高い期待からテクノロジースタートアップ間のM&Aブームと、規制の摩擦が減少することによる価格のパラボリックな動きの可能性を予想している。

規制の変化と成長への期待

ウッド氏は、トランプ氏の選挙勝利後、スタートアップのM&Aの波が続くと予測し、民間企業の買収を妨げていた規制の障壁が撤廃されると予測している。「M&AはFTCによって阻止されてきた。それが変わるだろう」とブルームバーグテレビで語った。さらに「規制緩和は非常に重要だ」とも述べた。

ウッド氏によれば、トランプ政権は、買収機会を求めるベンチャー支援のスタートアップにとってよりビジネスに優しい環境を作り出すだろうと見ている。以前の規制の制約がなくなり、買い手が市場に再参入することで、「流動性イベント」の復活を予想している。

ビットコイン価格の楽観論

ウッド氏はまた、BTC価格に対する楽観的な見通しを改めて強調し、仮想通貨が2030年までに100万ドルを超える可能性があると予測している。

ビットコインは今年、10万8000ドルを超える上昇を見せた。上場投資信託(ETF)を通じた機関投資家の関心とBTCの供給上限により、BTCは「金よりもさらに希少になっている」と語った。金とBTCを比較し、金価格が上昇すると生産が増え、金の供給増加率も上がるが、「ビットコインではそれは起こらない」と述べた。

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