エルサルバドル ビットコインを100万ドル分追加購入 IMFとの融資契約後も「BTC購入続ける」
エルサルバドルが1日で100万ドル相当のビットコインを購入した。前日には、国際通貨基金(IMF)との14億ドルの融資契約を 締結しており 、仮想通貨に関する関与を縮小するとみられていた。
エルサルバドルの国家ビットコイン局は 12月19日のXポスト で「100万ドル相当のビットコインを戦略的ビットコイン準備金に移転した」とのべた。 ウェブサイト では11BTCを追加保有したことが示されている。これにより、エルサルバドルの保有量は5980.77BTCとなり、約5億8000万ドル相当になる。
国家ビットコイン局のステイシー・ハーバート局長は12月19日にXで「エルサルバドルはビットコインの購入を続ける(おそらくペースを加速させる)」と 語った 。
12月18日、ブケレ政権はIMFと融資契約を締結し、今後40カ月間で14億ドルを受け取るためにビットコイン取引の一部を縮小するよう要請した。IMFは、この取引の一環として、エルサルバドルの政府主導のビットコイン活動、取引、購入が「制限される」とした。
エルサルバドルは民間セクターによるビットコインの受け入れを任意とし、政府が提供していた仮想通貨ウォレット「チボ」への関与を縮小することに同意した。
エルサルバドルの国家ビットコイン局の広報担当者はコインテレグラフに「1日1ビットコインの購入を続ける(将来的にはさらに多くなる可能性がある)」とし、「現在の保有量を売却しない」と語った。「ビットコインは引き続き我々の主要戦略である」とも述べた。
エルサルバドルは2021年9月にビットコインを法定通貨とした最初の国であるが、ハーバート局長はこの政策が変更されないとした。同氏は、政府のチボウォレットは「売却または縮小される」とし、民間セクターのビットコインウォレットが「エルサルバドルでのサービスを続ける」と語った。
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