グレースケール、分散型人工知能向けの新ファンドを立ち上げ

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The Block2024/07/17 13:40

著者:MK Manoylov

グレースケール・ディセントラライズドAIファンドLLCは、暗号通貨業界におけるAIに関する投資活動を強化することを目的としています。このファンドは、AIサービス、中央集権的なAI利用に関連する問題の解決、およびAI関連インフラの開発という3つの主要分野に資金を提供します。

暗号資産マネージャーが分散型人工知能に焦点を当てた新しいファンドを立ち上げます。

四半期ごとにリバランスされるGrayscale Decentralized AI Fund LLCは、暗号通貨業界におけるAIに関する投資活動を強化することを目的としています。今日の立ち上げ時点でファンドのバスケットに含まれている分散型AIプロジェクトには、Bittensor（TAO）、Filecoin（FIL）、Livepeer（LPT）、Near（NEAR）、Render（RNDR）が含まれています。Near、Filecoin、Renderはそれぞれファンド内で最も高い比重を占める資産です。

リリースはさらに、ファンドがチャットボット、生成画像、その他の分散型AIの利用、ディープフェイクや誤情報、ボットの認証などの中央集権型AIの問題に対処するプロジェクト、GPU計算、データストレージ、分散型マーケットプレイス、その他のサービスなどのAI関連インフラストラクチャに焦点を当てると述べています。

「破壊的技術の台頭は、2013年の設立以来、Grayscaleの投資家に魅力的な機会を提供してきました。Grayscale Decentralized AI Fundの立ち上げは、分散型AIの初期段階での投資機会を提供するものと信じています」と、Grayscaleの製品およびリサーチ部門の責任者であるRayhaneh Sharif-Askary氏は声明で述べています。「ブロックチェーンベースのAIプロトコルは、分散化、アクセス可能性、透明性の原則を体現しており、GrayscaleチームはこれらのプロトコルがAI技術の普及に伴う基本的なリスクを軽減するのに役立つと強く感じています。」

Grayscaleは今年5月にNEARに焦点を当てた信託を立ち上げ、投資家に多様な暗号通貨へのエクスポージャーを提供しました。NEARは7月17日午前9時13分（UTC13時13分）時点で$6.13で取引され、過去24時間で0.42%の増加を記録しました。

暗号資産マネージャーの現物ビットコイン上場投資信託であるGrayscale Bitcoin Trustは、BlackRockのIBITに次ぐ2番目に大きな現物ビットコインETFであるとThe Blockのデータダッシュボードは示しています。GBTCは7月16日時点で管理資産が176.8億ドルに達しました。

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