Bitget初心者ガイドー USDT-M先物、USDC-M先物、Coin-M先物のご紹介

概要

● 先物取引の主な種類は？それぞれの違いは？

● USDT-M無期限先物、USDC-M無期限先物、Coin-M無期限先物、Coin-M受渡先物のコンセプト

● 初心者に適した先物取引は？

先物取引の種類

暗号資産の先物取引には、大きく分けてUSDT-M/USDC-M先物とCoin-M先物の2種類があります。 Bitgetでは、USDT-M/USDC-M 先物 、Coin-M 先物 、受渡先物 をご利用いただけます。USDT-M/USDC-M先物はフォワード先物とも呼ばれ、USDTやUSDCなどのステーブルコインで決済される先物です。このような先物の例として、BTCUSDTやETHUSDCがあります（決済通貨はステーブルコインです）。一方、Coin-M先物はインバース型先物とも呼ばれ、BTCUSDやETHUSDなどの暗号資産で決済される先物です。USDT-M/USDC-M先物は、USDT-M/USDC-M無期限先物とも呼ばれ、その名の通り無期限に保有できます。反対に、Coin-M先物はCoin-M無期限先物とCoin-M受渡先物に分けられ、Coin-M受渡先物には受渡期間があります。投資の際は、取引する先物の種類をよく理解しておくことをお勧めします。

この記事では、先物の種類を初心者の方にもわかりやすく説明し、それぞれの長所と短所をご紹介します。

違い	USDT-M/USDC-M先物（フォワード先物）	Coin-M先物、無期限先物（インバース先物）	Coin-M先物、受渡先物（インバース先物）
決済通貨	通常、USDTやUSDCなどのステーブルコイン	通常、ビットコインなどの暗号資産	通常、ビットコインなどの暗号資産
一般的な取引ペア	BTCUSDT、ETHUSDC	BTCUSD、ETHUSD	BTCUSD0628、ETH0927
想定元本	法定通貨	暗号資産	暗号資産
有効期限	なし	なし	あり
取引手数料	資金調達率	資金調達率	受渡手数料
先物の特徴	損益額がわかりやすい	損益額は換算が必要	損益額は換算が必要
適したユーザー	初心者	初心者・経験者	経験者

USDT-M/USDC-M先物（無期限）

USDT-M/USDC-M 先物 はフォワード先物とも呼ばれ、ステーブルコイン（通常はUSDTまたはUSDC）がベースの先物です。USDT-M/USDC-M先物では、取引内容の価値はドルで計算されます。これらの先物は、価値とリスクをより直感的に評価することができます。ビットコインなどの暗号資産を実際に購入しなくてもUSDTやUSDCなどのステーブルコインで暗号資産を直接取引できるため、暗号資産価格の下落によるリスクを回避できます。USDT-M/USDC-M先物は、先物取引に慣れていない初心者に特に適しています。

BTCUSDT無期限先物を例にとると、1BTCUSDTを保有していてBTC価格が1,000ドル上昇した場合、1,000ドルの利益が出ます（逆の場合も同様です）。USDT-M/USDC-M先物は常にUSDTまたはUSDCで決済されるため、マージンと損益額もすべてUSDTまたはUSDCで計算されます。

Bitgetは、USDT-M無期限先物とUSDC-M無期限先物を提供しています。ここでの「無期限」とは、取引期間のことです。簡単に言えば、無期限先物には有効期限がなく、ユーザーがポジションを決済するまで保有できます。つまり、有効期限を気にせずに柔軟な取引ができます。無期限先物は、価格の安定を維持するために資金調達率を使用します。資金調達率とは、わかりやすく言うと、先物ポジションを建てるために取引所から資金を借りる際に支払われる金利のことです。

暗号資産先物取引の主流商品であるUSDT-M/USDC-M無期限先物は、他のタイプの先物よりも取引量が非常に多いです。

取引方法

Bitget先物は、シンプルでわかりやすく設計されています。Bitget ウェブサイト ログインし、ナビゲーションバーの先物取引 をクリックするだけで、BTCUSDT無期限先物を取引できます。Bitgetは幅広いUSDT-M先物商品を提供しています。他の暗号資産を取引するには、BTCUSDTの右側にある矢印をクリックし、取引したい先物を選択します。USDC-M無期限先物を取引するには、メニューバーの右側からUSDC-M先物のページに移動します。

アプリはもっと簡単です。アプリを開いた後、下部のナビゲーションバーの取引をタップし、先物 を選択します。次に、BTCUSDT無期限先物のページに入ります。次に、BTCUSDTの右側にある矢印をタップし、取引したい先物を選択します。USDC-M無期限先物を取引するには、ページ上部のUSDC-Mをタップしてください。

参照：先物取引の始め方

Coin-M無期限先物とCoin-M受渡先物

Coin-M先物はインバース先物とも呼ばれ、暗号資産をベースとした先物です。Coin-M先物では取引内容の価値は暗号資産で計算されます。これらの先物は、投資家が暗号資産を使って直接市場に参加することを可能にし、代わりにステーブルコインを使った場合の価格上昇を逃さないようにします。

Coin-M先物は、Coin-M 無期限先物 とCoin-M 受渡先物 に分けられます。Coin-M先物の価値が暗号資産で計算されるという部分を除けば、Coin-M無期限先物とUSDT-M無期限先物は似ています。Coin-M無期限先物とUSDT-M無期限先物は期限なしで保有できますが、Coin-M受渡先物はその点が違います。受渡先物には指定された有効期限があるため、将来の特定の日に指定された数量の資産を受け渡す必要があります。一般的に、受渡期限は事前に決定されます。これらの先物の保有者は、受渡日に取引内容に従って受渡義務を履行しなければなりません。

BTCUSD0628受渡先物を例にとると、買い手と売り手は、2024年6月28日午後5時（日本時間）の受渡価格で取引することに合意しました。受渡価格が70,000ドルだとすると、売り手は5BTCを70,000ドルで売り、買い手は5BTCを70,000ドルで買います。もちろん、買い手も売り手も、受渡日の前に現在価格でポジションを決済することもできます。

注意すべき点は、受渡は決済を伴うということです。損失が出ても利益が出ても、取引所は合意した時間（受渡時間）にポジションを決済します。

一般的に、Coin-M先物はマイナーまたは長期保有者に適しています。先物は原資産である暗号資産で決済されるため、利益があれば長期保有に貢献し、強気相場では担保の価値もそれに応じて上昇します。

先物市場でポジションをヘッジすることもできます。ポジションをヘッジするには、Bitget Coin-M先物のショートポジションを建てるだけです。原資産価格が下落すれば、先物ポジションの利益がポートフォリオの損失を相殺します。

取引方法

Bitget ウェブサイト にログインし、ナビゲーションバーの先物をクリックします。次に、先物取引ページの右上にある先物取引をクリックし、Coin-M無期限先物またはCoin-M受渡先物を選択します。また、以下のように、取引ペアの右側の矢印をクリックし、Coin-M先物を選択し、右側のすべてをクリックし、無期限または受渡を選択することもできます。

アプリをご利用の場合は、下部のナビゲーションバーで取引をタップし、先物を選択してください。BTCUSDT 無期限先物 の場合、取引ページで上部のCoin-Mをタップし、BTCUSDTの右側にある矢印をタップして無期限または受渡を選択します。

参照：先物取引の始め方

まとめ

初心者にとって、USDT-M/USDC-M先物とCoin-M先物のどちらを選ぶかはそれぞれの好みだけでなく、市場全体の状況にも左右されます。例えば、USDT-M/USDC-M先物は、不安定な市場における大幅な価格変動リスクを効果的に軽減できます。Coin-M先物と比較して、USDT-M/USDC-M先物は、市場のボラティリティが高い時期に価格が大きく変動するリスクを効果的に軽減することができます。これは、USDT-M先物の価格と決済に、暗号資産よりも価格が安定しているUSDTなどのステーブルコインが使用されるためです。価格変動が大きい時期には、USDT-M/USDC-M先物の決済通貨が価値を安定させ、投資家のリスクを軽減します。

さらに、USDT-M/USDC-M先物の決済通貨は、取引がより直感的にわかりやすくなります。例えば、1USDTの価値は1USDとほぼ同じであるため、投資家は損益を計算しやすくなります。USDT-M/USDC-M先物は、共通の決済通貨（USDTなど）で見積もりや決済が行われるため、取引の柔軟性が高まります。さらに、複数の先物で同じ決済通貨を使用できるため、先物ポジションのマージンとしてベーストークンを購入する必要がなくなり、コストを削減できます。

ロングの場合、USDT-MとUSDC-M先物はCoin-M先物より利益は少ないですが、リスクも低くなります。逆に、ショートの場合、USDT-MとUSDC-M先物はCoin-M先物よりも利益は大きいですが、リスクも高くなります。

結論として、USDT-M/USDC-M 先物 およびCoin-M 先物 にはそれぞれの利点と特徴があるため、リスク許容度と投資目的に最も適した先物を選択できます。